大人の矯正治療で重要なのは歯周病対策

4.歯周病対策

治療前の歯周病対策で安全で確実な矯正を

大人の矯正治療において重要なのは、治療に入る前の歯周病対策です。

20代以上の日本人の多くは、歯周病を持っていると言われています。 矯正治療は、歯の周りの組織（骨、歯肉など）を移動させる行為です。その歯周組織に歯周病が存在すると、矯正治療によって歯周組織にダメージが与えられ、歯周病が進行してしまうという事態を引き起こす恐れがあります。
矯正治療をしても、治療後に歯がグラグラしてしまったり、歯茎が下がったり、歯と歯の間が隙間だらけになったりと、深刻な問題に発展するケースが非常に多く見受けられます。

ですが、歯周病専門担当医による歯周病対策をし、なおかつトリートメントを行うことで、歯周病を悪化させてしまうというリスクを避け、より安全に治療を進めることができます。 当院では、歯周病治療と虫歯治療の先進国スウェーデンにて学んだ歯周病専門担当医が、患者様ごとの歯周病予防のための矯正期間中の年間タイムスケジュールを作成、計画的に虫歯と歯周病の予防をいたします。

歯の矯正は歯周病予防にも効果的

歯並びが悪いと咬み合わせが悪いケースが多く、結果として歯ブラシが届かなかったり、咬み合わせによる「力」の外傷を歯や歯周組織が受けやすく、歯周病が進行するということがあります。
歯周病を治療しないまま矯正を行うことは危険な行為ですが、同時に、矯正を行うことは、歯周病予防にも大変効果的なのです。

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